クレリでは「納骨」に関するご相談を多くいただいています。以前は、先祖代々のお墓に納める、あるいは新たにお墓を建てるのが一般的でしたが、近年では価値観の変化により、納骨のかたちも多様化しています。墓じまいをはじめ、納骨堂、樹木葬や海洋散骨など自然やライフスタイルに寄り添った選択肢が注目されています。
樹木の根元に眠る樹木葬や母なる海へ還る海洋散骨。自然とともにある供養のかたちは、場所に縛られず、故人の生き方や想いを尊重する、やさしく自由な選択です。それは、人生の最期をどう迎えたいかという問いに寄り添い、残された人々にも心穏やかな送り方をもたらします。今、そんな新しい供養のかたちが静かに広がっています。
近年、さまざまなスタイルの納骨方法が登場していますが、その中でも特にお問い合わせが多く、注目を集めているのが「樹木葬」です。全国的に見ても、新規のお墓の需要としては、従来の一般墓や納骨堂を上回り、最も選ばれているのが「樹木葬」となっています。
墓石の代わりに樹木を墓標とすることで、緑豊かな環境の中で安らかに眠ることができます。
永代供養がセットになっていることが多く、家族や親族に負担をかけずに供養が可能です。
宗教的な制約が少なく、誰でも利用しやすい点も人気の理由です。
伝統と革新が息づく京都で、自然と共生する新しい供養のかたち「京都の樹木葬」。
美しい景観と心を込めた管理体制で、大切な人の想いを、永遠に守ります。
樹木葬のご相談から納骨当日まで、ご本人の希望やご家族の想いに寄り添いお手伝いさせていただきます。
墓苑全体をぐるりと一周できる特徴的な形で、東山から流れ出る地下水が樹々や草花を豊かに育て、墓苑の周りを彩ります。
シンボルとなる銀杏の巨木や大欅そして山桜のもと、タマリュウの墓苑に埋葬され、長い年月をかけて自然へと還ります。
大名竹に囲まれたタマリュウの墓苑の回りにはモミジやしだれ桜があり、ゆったりとした樹木葬地となっています。
近年、納骨の1つとして海洋散骨「海帰葬」への関心が高まっています。約25年前に取り扱いを開始して以来、毎年その需要は増加しています。
明石大橋、六甲山などを眺望する瀬戸内の最高のロケーションで故人との最後のお別れをいたします。陸岸から10㎞以上離れた沖合いのポイントで環境に配慮して、散骨を行います。
※海帰葬は厚生労働省の「散骨に関するガイドライン」を遵守しています。
司会進行は、スタッフがお世話いたします。
散骨海域到着後、セレモニー前におこないます。
散骨海域での散骨・散花をご乗船の方に
おこなっていただきます。
散骨・散花位置を中心に旋回いたします。
散骨セレモニー
終了の合図となる
汽笛を鳴らし、
帰港いたします。
散骨実施日、
散骨海域を記載した
証明書を
フォトスタンドに
入れてお渡しします。
惣司 博子 様
父は生前から「人は自然に還るべきだ」という考えでしたので、その想いを受け海帰葬に決めました。簡単な手続きを済ませ葬儀後約7ヶ月、遠方にいる息子達の帰省時期に合わせて行いました。
晴れて穏やかな日、散骨する場所までは、4世代の家族旅行のようにクルージングを楽しみました。
セレモニーが始まり散骨、花びらが波間を漂い海へ還っていく様子を見て家族全員でお別れをして見送り、なにより海に来たらいつでも父に会えることができるので、本当によかったと思っています。
葬儀や納骨はもちろん、仏具の販売や終活に関するご相談まで人生の大切な節目に向けて必要な準備をお手伝いいたします。ご本人もご家族も、安心してその時を迎えられるよう、心を込めて支えます。